外国人技能実習制度とは

外国人技能実習制度とは、開発途上国の経済発展における人材育成を目的とし、中国やベトナム等諸外国の若者を一定期間、日本の企業が技能実習生として受け入れ、技術や知識を習得してもらう制度です。外国人技能実習生を受け入れるには、企業が直接招聘を行うか、当組合のような監理団体を通じて招聘します。企業との雇用関係の下、最長3年間技能実習を行うことができます。受け入れを実施することで、国際貢献のみならず、外国企業との関係強化、経営の国際化、社内の活性化といったメリットに注目が集まっています。
現在の受入可能職種は、主に農業・漁業・建設業・食品製造業・繊維業等、74職種133作業(2017年現在)が対象となっています。

外国人技能実習制度

外国人技能実習生の受け入れについて

中国・ベトナムからの技能実習生は高い向上心で日本語学習と実習に取り組んでいます。

当組合の厳しい審査を通過した中国人・ベトナム人の技能実習生は真面目で素直です。日本で技能を習得し帰国後の仕事に活かしたいと、日本語学習にも意欲的。実習をスタートしてからも真剣に技能を学ぼうとする姿勢に期待がもてます。

経済発展の要は「人材」。技能実習生の受け入れは「人材育成」という国際貢献です。

国際貢献という観点からも、外国人技能実習制度は日本にとって重要な役割を担っています。日本の優れた生産現場で学ぶことにより、母国の経済成長を担う人材として、大きく成長していってくれることを願っています。

技能実習生の受け入れにより、社内の活性化・従業員のモチベーションアップに

受け入れ当初は何かと不慣れな事が多く、コミュニケーションにも双方に戸惑いが見られることもありますが、技能実習生に仕事を教えていくうちに、従業員にも様々な良い変化が見られるようになったと、多くの企業様が実感しています。

技能実習生とのコミュニケーションを通じて、将来の海外進出への手助けに

海外進出を行う際に壁となるのが、現地の人材採用・育成。言語や習慣も異なるため、コミュニケーションをどうとって良いかも悩みの一つ。受け入れを行うことで相互理解が深まり、将来の海外進出への一助となることでしょう。

外国人技能実習生受け入れに関するお悩み

そもそもどうやって受け入れて良いか分からない

外国人技能実習生を受け入れるには、企業が直接現地に赴いて、技能実習生を招聘する方法と、当組合のような監理団体が中間に入りサポートを行う方法があります。当組合では、これまでの10年間で1500人の技能実習生を企業様に送出した実績がございますので、まずは安心してお気軽にご相談ください。

外国人技能実習生がうちの会社に馴染めるのかどうか

やはり日本と技能実習生の母国では、言語を始め、文化や習慣が違いますので最初は不慣れな事が多いかと思います。そんな時でも、当組合では月1回の現地サポートも行っておりますので、実習開始後も安心してご相談いただける体制を整えております。

外国人技能実習生の受け入れまでの流れ

入国までの流れ

1 )ヒアリング
技能実習生に関するご質問やご要望等、お聞かせください。 経験豊富なベテランのスタッフが丁寧にサポート致します。
組合へのお申込み後は、当組合の理事会承認を経て実習生の選抜へと進みます。
2 )実習生選抜
当組合では、書類選考・テレビ面接・現地面接の方法で実習生の選抜を行っております。
厳しい審査を通過し、技能実習生として選ばれます。
3 )書類手続申請・送出機関
技能実習生の入国に伴い、法務省への手続き等を行います。
書類は当組合が作成をサポートしております。
4 )入国許可・入国
入国許可が降りたのち、入国となります。

書類選考 書類選考まず、組合員より事前に受け入れの雇用条件や希望条件を確認します。そして外国人技能実習生候補者の希望条件とマッチングした人材を中国(ベトナム)側送出機関より推薦を受け、その候補者の履歴書等選抜資料を参考に選抜致します。

テレビ面接 テレビ面接送出機関の面接会場と当組合事務所をインターネットでつなぎ、テレビ電話で面接を行い、選抜致します。通訳を介し質問も自由にでき、会話の情況や表情等を選抜資料よりも詳しく確認することができます。

現地面接 現地面接送出機関を往訪し、直接候補者を確認することができます。候補者だけでなく、教育状況及び現地の環境も実感でき、どのような生活をしているのか実情を視察することで、外国人技能実習生に対する理解を深めることができます。

※ 現地面接での訪中費用は組合員のご負担となりますが、スケジュール調整やチケット等諸手配は海事協が行いますので、安心してご参加いただいております。
※ なお、別料金で海事協職員による添乗も可能です。

次へ

海事協での集合講習プログラム

5 )集合講習
入国後、技能実習生は当組合の日本語教育施設を兼ね備えた宿泊施設で生活を始めます。オリジナルカリキュラムの日本語教育に加え、日本での生活に必要な知識やマナーを、共同生活を行う中で学んでいきます。時には地域の方との交流を通して、人と人との触れ合いを持つことでコミュニケーション能力も育みます。

オリジナルカリキュラムの日本語教育 オリジナルカリキュラムの日本語教育

充実の教育施設・宿泊環境 充実の教育施設・宿泊環境

徹底した生活指導 徹底した生活指導

次へ

実習開始から帰国まで

6 )実習開始
当組合での講習後、いよいよ受け入れ企業様での実習が始まります。
7 )評価試験
入国から約9か月後程度を目安に、2年目に進む為(技能実習2号対象者に対して)評価試験を行います。
技能実習生は、この評価試験に合格することで、2年目も滞在することができます。
8 )資格変更
無事に、評価試験を合格した技能実習生の資格を変更します。ここで正式に2年目の滞在が決定します。
9 )期間更新
2年目を終えた後、3年目へと期間を更新し、技能習得をさらに目指します。
10)帰国(3年目満了)
技能実習生は3年間の技能実習終了後、帰国します。

実習開始 実習開始

評価試験練習 評価試験練習

帰国 帰国

ご相談窓口

お問い合わせはお電話・FAXまたはEメールにて承ります。
リンク先のメールフォームをご利用ください。

お申込み・お問い合わせ

お問い合わせの多いご質問をQ and A形式にまとめております。
あわせてこちらのページもご一読ください。

お問い合わせの多いご質問

ページトップへ戻る