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【海事協の集合講習】安全衛生の基本「ローラー掛け」

2017/08/04 [その他]


食品を扱う工場では、工場に入る前に、必ずローラー掛けを行います。
よく、「コロコロ」と呼ばれていますが、
正式には「粘着(カーペット)クリーナー」と言うそうです。

海事協では、安全衛生管理のレッスンの際に、
この粘着クリーナーを使用して、ローラー掛けの練習を行います。
頭(帽子をかぶっていることを想定)から足もとまで、まんべんなくローラーを掛けていきます。背中など、届きにくいところは、隣の人に手伝ってもらうよう促します。

着ている服をパッと見ただけでは、服にどのくらい細かいゴミや髪の毛がついているか分からないものですが、粘着クリーナーを使ってみると、おもしろいほど、ゴミがとれます。
それを実際に、実習生に見てもらって、これらの異物を、食品に混入させないため
(異物混入防止)に、ローラー掛けを行う必要があるということを、体験を通して、理解させます。誰にでもできる簡単な動作ですが、これを適当に行えば、異物混入につながりかねません。
手洗いや、ローラー掛けのような、食品の安全衛生に欠かせない行動は、ただ単に言葉を教えるだけではなく、どうしてそうすることが必要なのかを教えることが大切です。

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